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ストップ高・ストップ安の仕組みについて - 株初心者が株を始める為の株式投資入門





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ストップ高・ストップ安の仕組みについて


比例配分(ひれいはいぶん)とは、ストップ高およびストップ安の状況で、買い注文・売り注文
の注文数量に比例して相手方の売り注文・買い注文を配分することをいいます。



通常、証券取引所では、買い注文と、売り注文の価格と数量を合せることによって、売買が
成立します。しかし、もしストップ高、もしくはストップ安となった場合、買い注文・売り注文の
数量が大きく一方向に偏ってしまいます。



こうしたことから、大引け間際になっても数量が合わない時は、各証券会社の買い注文・売り
注文の数量にあわせることによって、相対する売り注文・買い注文を配分します。 また、売り
注文・買い注文の数量に極端な差があった場合でも、比例配分は行われます。



しかし、こうした場合には、買い注文・売り注文を出している各証券会社に必ず配分する必要
があります。ですので、買い注文・売り注文から約定がゼロの証券会社があった場合、比例
配分は行われずに取引が終了します。(株式投資の難しいところです)



例えば、Aという単元株数が1000株の企業の銘柄に対して、買い注文が殺到したことにより、
ストップ高となりました。そして、売り注文が10,000株と仮定します。



この時、もし買い注文を出している証券会社が10社であるならば、1,000株ずつ配分すること
ができます。しかし、11社となりますと、配分を受けられない証券会社が出ることになるので
比例配分は原則的に行われません。



しかし、残念ながら比例配分を取ることができたからといって、必ず大きな利益を得られるわけ
ではないので、この点に関しては注意する必要があります。

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