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信用取引で売買するさいの決済の仕組み - 株初心者が株を始める為の株式投資入門





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信用取引で売買するさいの決済の仕組み


今回は信用取引の決済の仕組みについて誠に簡単ではございますが、解説させて頂き
たいと思います。信用取引は証券会社からお金もしくは株券を借りて行います。



当然のことながら借りたものは返さなければなりません。信用買いの場合はお金を借り
て取引するので、お金を返さなければなりませんし、信用売りの場合は株を借りて取引
するので、株を証券会社に返さなければなりません。



一般的に何かを借りるには期限や利息、担保が必要となるわけですが、今回は上述した
通り信用取引の決済の方法のみを簡単に解説させていただきます。



信用買いの場合は、建てたポジションを決済して借りたお金を返します。反対売買による
差金決済で返済した場合は余ればその分が利益となります。



しかし、損失がでた場合はその分を補填して返済しなければなりません。一方、反対売買
しないで「お金を借りて株を購入した」状態を解消する方法もあります。



信用買いしたときの購入資金を現金で支払って、信用買いから現物買いに変更するわけ
です。これを株式用語では「現引き(げんびき)」もしくは「品受け(しなうけ)」といいます。



また、信用売りの場合についてですが、借りた株券を返す場合も、二つの方法があります。
まず一つは反対売買による差金決済によって安く買い戻せれば利益になります。



反対に売った価格よりも高い価格で買い戻すことになると損失を被ることになります。一方、
売りの場合は株券を借りて売り建てる状態を反対売買をせずに解消する方法があります。



まず、信用で売り建てた時と同じ条件(同じ株数、同じ銘柄)で株を保有しなければなりま
せん。その株券を証券会社に差し入れることによって返済することができます。これを
株式用語では「現渡し(げんわたし)」もしくは「品渡し(しなわたし」といいます。

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