「なぜ分散投資が必要なのか」その理由 - 株初心者が株を始める為の株式投資入門

株式投資では言うまでもなく銘柄選びが重要となりますが、残念ながら、ただ単純にいい
銘柄を見つけ出して取引すればよいというわけにはいかないのです。



確かに理想ではありますが、それだけでは株式投資を成功させることはできません。特に
危険なのが、一つの銘柄に大切な資金を全額投入してしまうことです。



資金量がそれほど多くないと、一回当たりの利益はそれほど大きくないので集中して投資
したいという気持ちは分かります。しかし、相場は何が起こるか分かりません。



色々な分析手法を用いながら徹底して分析し、その結果として間違いないと思える銘柄が
仮に見つかっても、その銘柄だけに大切な資金を集中して投資することは大変危険です。



通常株式投資では、デイトレードのような一日で建てたポジションを閉じてしまうような取引
でも、複数の銘柄に分散投資します。これをポートフォリオをといいます。



基本的に分散しなければならない理由とは、一般の個人投資家が集中投資を行うのは、
リスクが高すぎるからです。集中投資した背景には過信が要因としてあげられます。



個人的な経験からいっても過信は裏切られることが多いです。とくにカリスマ度の高い
経営者には、正直言ってこれまで何度も泣かされてきました。



社内に自らを正してくれる人間がいないうえに取り巻きの全てがイエスマンのような会社
は正直厳しいと思います。誰も逆らえないので問題が起きると必ず隠します。



そういったトラブルが明るみに出る頃には大変です。カリスマ度が無い経営者も困ります
が、あまりにもアクが強い経営者のいる企業の株には注意してください。