実際に、これほどまでに連日のように株式市場全体が乱高下を繰り
返している状況下では中々株式投資を始められたばかりの方は中
長期でのポジションは取りずらいと思います。
バブル後の日経平均株価の最安値である７６０７円を大幅に更新す
る勢いで下落している状況下では、仮にある銘柄を底値を拾ったと
思ってもさらに一段下の下げがあるかもしれません。
中長期で投資するのであれば、一辺に運用資金を投入するような株
の買い方をせずに少しずつ積立てる投資が良いでしょう。
一方短期であれば、こうした状況下ではテクニカル分析以上にファ
ンダメンタルズ分析が有効となります。これまで以上に金融関連の
ニュースなどには耳を傾けるように心がけてください。
そして、銘柄を選ぶポイントについてですが、こうした状況下では仮
に好業績を発表してもかき消されてします可能性が高いです。
チャートなどは勿論見ますが、株価の変動幅だけで選びます。変動
幅については１日の取引で３～５％動く銘柄を選びます。
変動幅が少ない銘柄の場合は利益をあげることが難しいです。反対
に変動幅が大きい銘柄は損失を被るリスクが高いです。
ですので、３～５％くらい動く銘柄を中心に選びます。１株１０万円で
あれば３０００円から５０００円動きます。
利益確定と損切りは２対１で行ないます。例えば利益確定を買値か
ら１０％上昇した場合に設定するのであれば、損切は買値から５％
下落した場合に確実に実行するようにします。
そして、こういう時期ですので基本的には寄り付きでは売買しない
のと、週末にポジションを持ち越さないようにします。
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