【株初心者の為の株式投資入門】
産経新聞の記事によりますと、アサヒビールは、本業のアルコール飲料の製造
とは別に非常にユニークな事業をあらたに展開することが明らかになりました。
その、新事業の内容はといいますと、低周波の騒音を抑える低コストの新技術を、
音響機器メーカーのTOAと共同開発したことを明らかにしております。
アサヒビールはすでに特許出願しており、今後1～2年のうちに本格的な事業化
を目指すとしております。
今回アサヒビールが上述した新技術の開発をすることとなった契機として、アサヒ
ビールの技術開発研究所が、音に関する研究の中で低周波の騒音低減に着目
したことがあげられております。
低周波は、壁などを通り抜けやすいため防音対策が難しいとされておりました。
これまでの技術では、騒音と逆の波動を持つ制御音を出すことにより打ち消す方法
が主流とされておりましたが、これまでは多くのスピーカーが必要であることから、
莫大な費用がかかりました。
一方これに対し、今回のアサヒビールの開発した技術は、騒音をコンピューターで
分析して、音を消すのに最も適した制御音を選択的に出すことを可能となりました。
今後アサヒビールではまず、ポンプ類、送風機、圧縮機など、産業機器の分野で
事業化を模索するとしており、これらが使われている工場などに対して、騒音低減
のコンサルティング業務を始める方針をすでに固めております。
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