先週の火曜日まではパニック的な下げが続き、一気に悲観ムード
広がり、こうした背景にはサブプライム問題や円高進行、米経済の
景気後退懸念、原油価格などが大きな要因にあげられます。
こうした悪材料山積みの状態の中では、株が上昇することを期待
する気にもならないわけですが、株式市場は上昇し続けることが
無い代わりに下げ続けるということもありません。
世界同時株安が収まることになったのは、米FRBが0.75%の緊急
利下げを決定して即日実施したことがやはり大きいと思います。
これほどまでに米国は自国と資本主義が危機的状況にあることから
対策を加速化し始めており、1週間の間に足並みを揃えるかのように
減税を柱とする景気対策も発表されることになりました。
また、金融保証会社に対する資本注入計画が発表されたことにより
サブプライムローン問題が具体的に解決にむけて動き出したことも
今後新しい対策が発表されることに対する期待が持てます。
また、来月9日から東京で開かれるG7にて金融市場の早期安定策
を図る意向が世界中で示されているので、金融不安が払拭されるこ
とにより世界的な株安からの脱却が期待できると思います。
今週から、国内企業の第3四半期(10~12月期)決算発表が本格化
し、FOMC、米ブッシュ大統領の一般教書演説、米雇用統計発表な
ど大きなイベントが目白押しなのでしっかりと見極めたいと思います。
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