株式投資と聞いただけで拒絶反応を示す方の多くは株式投資が
ギャンブル性が高く、大きな借金を作る元凶であると考えられて
いるようですが、実際にはそんなことはありません。
確かに、テレビで大きな借金を被ることになった人のインタビュー
を見ればそのように考えてしまうのは無理もありません。
しかし、本来株式投資は資産を増やすための有効な手段であり、
一攫千金を狙うようなものではないのです。
巷では株式投資で数億円規模の資産をたった数年間で築き上げ
た人が書かれた著書が氾濫しているので、誰もがその著者と同じ
ように株式投資で成功することを夢見ます。
しかし、何も知らないズブの素人が不動産会社を経営したら大や
けどを負うのと同じように、いきなり株式投資で大きな成功を掴む
ことはできないですし、望むべきではありません。
大きく儲けようという欲が全面に出てしまいますので、このような
心理状態で適切な投資判断が下せるわけもなく、結果的に大き
な損失を被ることになってしまいます。
こうした事態を避けるためにも、株式投資は儲けるためのものと
してではなく、資産を増やすための手段と捉えるべきでしょう。
そうすることで健全な投資を目指すことになりますので、極端に
大きな損失を被る場面に遭遇する可能性は低下します。
特に今現在のように社会的にも暗い状況が続いている中で金融
市場全体に金融不安が広がっている状態では、なおさらのこと
健全な投資活動が求められます。
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