単純なことなのですが、昨年株式投資でいくら儲けたか、または損したか、しっかりとプラス
マイナスの収支をしっかりと数字に出して書面におこすことをお勧めします。
実際に株式投資で大きな利益をあげられている投資家の中には「自分のブログ上で、何も
そこまでやらなくても」と、思うほど、事細かな売買記録を載せている方もおられます。
なぜそこまでやる必要があるかとえば、株式投資に掛かる様々なコストをしっかりと把握す
ることが重要であることを知っているからできることなんです。
年に1回2回しか取引したことがない方からすれば、株の売買に掛かる取引コストはたいし
たことないかもしれませんが、年間を通すとかなりの額になります。
こうしたコストを差し引いて残った額が利益となります。そして特定口座を開設している場合
は、1年間の損益を証券会社が自動的に計算してくれます。
ですので、自分で把握する必要性を感じていない方もいるかと思いますが、もしそうであれ
ば注意が必要です。といいますのも、昨年いくらの手数料を証券会社に支払いましたかと
尋ねると、大抵の人がまず答ることができません。
投資の目的は利益をあげることですが、多くの個人投資家は損益については非常に敏感で
すが、その決定要因の一つである手数料には非常に鈍感です。
繰り返しになりますが年間通すと馬鹿にできない額になります。コストを管理することにより
無意味な売買を減らすことにもつながりますし、慎重に売買するようになりますので、経費
を把握する習慣を持つことをお勧めいたします。
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